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[古本]古典に学ぶ民主主義の処方箋/石井 登志郎

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われわれはたいていの場合、見てから定義しないで、定義してから見る(リップマン)
主権は譲り渡され得ない、これと同じ理由によって、主権は代表されない(ルソー)
民主政治は国王や貴族団体より誤りを犯しやすいとしても、一度光りが射しさえすれば、真理に立ち返る機会もまた大きい(トクヴィル)
政治とは、情熱と判断力の2つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である(ヴェーバー)
日本一の大金持も其の日稼ぎの労働者も参政権の前に立てば絶対平等である(斎藤隆夫)
自分の使命をはたすためなら、いつでも姿勢を柔軟に変えられる者こそ、真の首尾一貫性を持っているのだ(バーク)

本書には、民主主義の真の実現を決して諦めようとしなかった先人たちの古典の名著がいくつも登場します。
「異なる価値観を持った人々が共に暮らす社会は、異論を排しない社会です。少数の意見を排しないで、落としどころを探して行く。そのために代議制民主主義という制度が設計されたのです。議員と有権者の二人三脚が機能して初めて、代議制民主主義はその真価を発揮します。私はそう信じて、今まで「政治バカ」の道を走り続けてきました」と語る著者が、古典を紐解き、先人たちの思索を辿りながら、今や機能不全に陥った民主主義を再生させるための処方箋を見出すべく思索を深めて書き上げた1冊です。
民主主義には、化学や物理のような「一つの正解」は存在しません。人間社会の根源、人間とは何かを問い続けるものです。それゆえに先人たちが紡いだ言葉の力は時代が去っても失われることなく、むしろこれだけ情報過多の時代にこそ輝きを増し、時代の行き詰まりを切り拓いて行くための手引きとなるでしょう。

石井/登志郎
元衆議院議員。1971年5月29日生まれ。幼少期を芦屋市で過ごし、世田谷区立船橋小学校、早稲田中学・高等学校を経て慶應義塾大学総合政策学部卒(SFC一期生)。(株)神戸製鋼所に入社(アルミ・銅原料部に配属)、在勤時に阪神淡路大震災を経験、ボランティア活動に従事。退職後に渡米し、ペンシルバニア大学大学院公共政策課程修了(MGA,Fels Insitute of Government,University of Pennsylvania)。現在は、ヤフージャパン株式会社政策企画本部フェロー、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、会社役員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社 ‏ : ‎ 游学社 (2016/6/9)
発売日 ‏ : ‎ 2016/6/9
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 215ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4904827392
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4904827390
状態:良い

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